歳を摂ると出てくる様々なトラブルを回避する

症状を判断するポイントを知っておこう

前触れもなく

メニエール病の診断法

ある日何の前触れもなく、ぐるぐると回転するようなめまいに襲われ、しかも耳鳴りや耳閉感、難聴を伴うとき、それはメニエール病の可能性もあります。 メニエール病は内耳のリンパ液がむくむことにより生じる病であり、内耳性のめまいの提唱をしたフランスの医師、プロスパー・メニエールにちなんで名付けられました。 その診断は、問診や他の病の可能性の排除などにより行われているのが現状であり、客観的な診断方法は確立されていません。 ただ大阪の医師により、メニエール病の患者にはめまいや耳鳴りなどの症状の他にも、内耳の変形という共通点もあることが報告されています。 今後はMRIなどの最新の画像撮影法を用いた、客観的な診断が標準的なものになるかもしれません。

水分補給療法は有効か否か

現在、例えば学会などで広く認められた治療法というわけではありませんが、メニエール病や、やはりめまいや耳鳴り、耳閉感を伴う良性発作性頭位めまい症に対する新しい治療法を提案する医師がいます。 メニエール病は内耳のリンパ液の水分過剰によって引き起こされることが分かっていますから、治療法の一つとして、利尿剤を用いることは標準的な治療法となっています。 しかし前述の医師は、逆に水分補給療法を行うことにより、内耳のリンパ水腫は改善すると考えています。 むしろ水分不足の状態が抗利尿作用を体内で引き起こし、それが内耳の水分異常を招いているのだと言います。 実際同医師の治療により、めまいや耳鳴り、難聴などが改善した患者が既に存在しているようです。 現在、水分補給療法は検証段階と言っていい方法ですので、独自に試すことはお勧めしませんが、参考情報の一つとして受け止めていただければ幸いです。