歳を摂ると出てくる様々なトラブルを回避する

症状を判断するポイントを知っておこう

耳鳴りは体の危険信号

体の異変を知らせるサインとなっています

耳の組織周辺には、さまざまな機能を持つ臓器が密集しています。音の聞こえを司る聴力機能と、平衡感覚を司る半規管、圧迫されると顔面の痺れやけいれんを起こさせる顔面神経などがあります。身体のどこかにトラブルが起こると、耳鳴りが発症することがあります。聴神経腫瘍のように、内耳から脳に繋がる脳神経に腫瘍ができ、神経を圧迫させることで耳鳴りが発生します。また、メニエール病は、突然のめまい発作が継続的に生じ、めまいに伴って耳鳴りが発症します。耳鳴りは身体機能の異変を気づかせるサインとなっており、これらの病状が回復すると耳鳴り自体も治まっていきます。しかし、原因不明の耳鳴り症状も数多くあり、原因不明で悩んでいる人が日本では人口の10%もいるといわれています。

めまいは耳鳴りと共に起こるケースがあります

メニエール病のような、耳鳴りを併発して起こるめまいには、内耳の内部にあるリンパがむくむことで発症すると考えられていて、内リンパ水腫とも呼ばれます。めまいが起きる原因は、日頃の生活習慣に無理がある人に多く、睡眠不足や過労、ストレスの影響があります。中には、天候や気圧の変化に伴い発症するケースもあります。めまいの治療法には薬物療法が効果的です。抗めまい薬や、制吐薬、利尿薬などが用いられます。突発性難聴のような耳鳴りの治療にはステロイドや、内耳の循環不全を考慮した循環改善薬などを用います。めまいも耳鳴りもなかなか完治が難しいといわれていますが、異変を感じたら早期治療が大切です。軽いめまいも頻繁に起こるようなら耳や脳の病気を知らせてくれるサインと考えましょう。